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| www.fairfaxcommons.com |30. 07. 2025 | ![]() |
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映畫「南京照相館」公開 南京大虐殺の証拠を殘すために行動した庶民を描く
南京大虐殺を題材にし、當時の舊日本軍の悪行を描く映畫「南京照相館(Dead To Rights)」が今月25日に封切られ、翌日には興行収入が1億元(1元は約20.7円)を突破した。
1937年に陥落した南京を舞臺とした「南京照相館」は、「吉祥照相館(寫真館)」に閉じ込められた7人の南京市民にスポットを當てている。7人は、1日でも長く生きるため、やむを得ず舊日本軍のカメラマンが撮影した寫真を現(xiàn)像する。しかし、現(xiàn)像したのは舊日本軍の大虐殺を証明する寫真だった。7人はただ生き延びたいという思いだったものの、自分たちが現(xiàn)像した寫真に、誇るかのように平然と悪行を犯す舊日本軍の姿や、悲慘な目に遭う同胞の姿、民族が存続するか滅亡するかの重大な局面が映し出されていたのを見て、そのネガフィルムを持ち出すことにする。

女優(yōu)の佟麗婭(トン?リーヤー)は7月25日、SNSのアカウントに、「息子と一緒に『南京照相館』のプレミア上映會に行った。見ている間、息子はずっと泣きじゃくっていた。若い世代にとって、これは単なる映畫ではなく、命に刻まれる歴史の授業(yè)とも言える」と書き込んだ。
SNSプラットフォームを見ると、映畫を見に行った多くの人が、見終わった後も観客が座ったままの様子を捉えた寫真をアップし、「見終わって電気がついても、みんな立ち去ろうとしない。掃除をするおばさんも早く出るようせかさない。みんな気持ちが落ち著くのを待ってから、無言で立ち去っていった」や「誰も立ち上がろうとせず、申し合わせたようにじっと動かない」といったコメントを寄せている。
同作品は、戦爭に巻き込まれる一般市民に焦點を合わせている。7人は殺されるかもしれないという狀況下で、生き延びるためにもがき、無力感や絶望に襲われる。ただ生きて普通の暮らしをすることだけを望む庶民である彼らが、危機に直面した時、勇気ある行動を起こす。そして、生き延びるだけでなく、大虐殺の証拠を殘すために、7人は中國人なら誰でもする選択をする。申奧(シェン?アオ)監(jiān)督は、ごくありふれた普通の人々が「自分が生き延びたい」という気持ちから「大虐殺の証拠を殘したい」という気持ちへと変化していく過程には「覚醒の力」がはっきりと見て取れ、「生き延びたい」という思いから「覚醒」への変化が、この映畫で最も人の心を揺り動かすコアの部分だとしている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2025年7月30日
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